インターネットブラウズソフトと言われているInternet ExprolerやNetscape
Navigatorは、そもそもHyper Text Baseの情報 Systemの一例で、ブラウズ(閲覧)
用だけに限定するにはもったいないソフト。
そこで、この閲覧用に特化されているソフトを利用して、個人情報(Personal
Intelligence)の管理をはじめ、Hyper Text/Media Baseの知 識・教 育・情 報
に関するシステムを設計・開発・運用・稼動する、今流に言えば、
Personal Intranet System
の構築をめざそうというのである。
題して
Web Asisted Intelligence & Instraction
System。ダブルワイ(WWAI)あるいはワイワイ(WAIWAI)とネーミングしておこう。
単に閲覧用に終わらさないためには、
オーサリング(書き込み)ができることと、ドキュメント間のリンク、
ドキュメントとアプリケーションソフト間、さらにはアプリケーション間
のリンク、画像間のリンクなどができること
が実現できなければならない。
具体的な内容としては
ブラウズソフト実行下でデータの表現・蓄積・参照・分析綜合による創
造等々、Word や Excelなどのありとあらゆる実行ソフトをリンクしてマ
ルチメディア的な書き込み(オーサリング)ができる
ことと言えよう。
ここでリンクとは、ハイパーリンクということで、本文中の色違いの文字をクリッ
クするとその文字のファイルにジャンプ(繋がり)し閲覧でき、そのファイルが実行
ファイルならばそこで表現や分析・綜合などが実行できる。
例えば、Wordファイルの「遊び」の読書に遊ぶやクラリスワークスの
ワープロファイルなどならばワ−プロ文書が作成でき、Excelファイルの
Excel ゼミ 資料ならば表計算ソフトが実行できる。また、HTML Editor Jedit3 を
開いて実行できる。さらに、必要に応じてファイルの途中へジャンプさせることもできる。
はたまた、フロッピーのファイルや外付けHDなど外部記憶装置にもアクセスし実行
させることができる。
ハイパーキッズ(該当するFDを挿入していること)
工程表(Excelファイル)(外付けHDと接続していること)
スコラ「TOKIO」(該当するCD-ROMと接続していること)
ONLINE My Home Page(モデムが接続されていること)
デスクトップ上の「dummy.txt」をクリックするとエディタが起動、ここで新規また
は編集したいファイルを開けば、テキスト文書作成やプログラム作成ができる。Windows
の場は、「表示-ソース」とすることでメモ帳が起動し同様のことができる。
MacにWindowsを起動させるエミュレーションソフトがインスツールしてあれば
プラットフォームを問わず、またパソコン数台でLANが構築してあれば、これはも
うSOHO的な情報管理システムといえます。
Hyper Text /Hyper Media
用語Hyper Textの提唱者 Ted Nelsonは、「コンピュータの支援を受けた、非シーケ
ンシャルなライティング」という定義をしている。また、documentとuniverseを合わせ
た造語docu-verseという概念で、人がこれまでに作り出してきたあらゆるdocumentを結
び付けようという夢を語っていた。
インターネットは、世界中で作成されたdocumentを結び付けようという夢は実現して
いるかに見えるので、後段は実現しているといっても差支えないだろう。しかし、「非
シーケンシャルなライティング」という前段の実現についてはインターネットブラウザ
は貧弱というのが私の見解。なぜなら、私はこのwritingということをdocumentの執筆、
著作に止まらない「様々な」マルチメディア的創作行為を指すと考えているから。
Hyper MediaはこのHyper Textのもつ制約(text file相互間のリンクのみ)を超え、
Text Data間のみならずMulti Media Data間のリンクを可能にしたものを指す。
しかし現状ではまだ限界はある。なぜならMulti Media Data そのものにはリンクを張
れず、上記のようなファイル名(タイトル)でリンクを張ることしかできないからである。
Intranet
Yamagishi's Personal Intranet System。
Intraとは「組織内」。したがって、Yamagishi's Personal Intranetは、私と何らか
の形で協調作業をする方々とWeb上でものづくりに取り組む試行錯誤を実現しようとす
るもの。